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『野村の「眼」』:雨読夜話

ここでは、「『野村の「眼」』」 に関する記事を紹介しています。
野村の「眼」 (ワニ文庫)
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野村 克也 (著)
ベストセラーズ 2010-02-20

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野村の革命


古本屋や図書館で見つけて読み続けてきたノムさん本の9冊目。

本書は2008年に発行された単行本に加筆文庫化した作品で、しばしば使いまわされてきた話だけなく、ここ数年の日本プロ野球界でのエピソードも書かれていて初めて読むところも多い。

例えば落合監督が2007年の日本シリーズを決める試合で、パーフェクトを続けていた山井投手を8回で交代させた采配の裏に、スター出身監督ならではの目立ちたがり精神があったのではないか?という洞察や、ヤクルト・古田敦也が選手兼任監督となった際にヘッドコーチをさせてもらえば成功させてやれたのに・・・という話などが書かれている。

また、現役時代にV9時代に巨人の正捕手だった森祇晶と捕手の役割がいかに重要であるかと夜を徹して熱く語り合った話(絵が暗すぎる・・・)や、解説者時代に野球中継でストライクゾーンを9つに区切るという野村スコープを開発してウケた話、人生の節目節目で評論家の草柳大蔵氏から大きな影響を受けたことなども書かれていて面白い。
  • 捕手は手(主役は投手)
  • 欲から入って欲から離れよ
  • 鈍感人間は最悪
といった名言も効いていて、参考になることも多い。

最近の作品であるためか、著作の中でも特にこなれた構成になっていて読みやすい。
1冊目として読むのにも向いていると思う。





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