『馬の世界史』:雨読夜話

ここでは、「『馬の世界史』」 に関する記事を紹介しています。
馬の世界史 (講談社現代新書)
馬の世界史 (講談社現代新書)
本村 凌二 (著)
講談社 2001-07

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人類にさまざまな役割を演じて助けてくれた馬が、世界史にどのような影響を与えてきたかを概説している本。

馬の家畜化や品種改良から始まり馬車、戦車、騎馬と運用方法が多様化するにつれ、人々の活動範囲が広くなったことで文明が進歩する速度が飛躍的に高まったことがよく分かる。

スキタイ、匈奴、フン族、突厥、モンゴルなど、騎馬部隊を有効に活用して農耕民の帝国をおびやかしてきた遊牧民の帝国の話も随所で書かれ、侵略者としての面ばかりが強調されがちな遊牧民の世界史に果たしてきた役割にも思いをはせるきっかけとなる。

現在の陸上交通の主役は自動車や鉄道に交代して100年以上が経つが、それまで何千年にもわたって馬がその役割を担ってきたわけであり、この視点から歴史を考えるのも重要なところだと感じる。
なかなか興味深かったと思う。





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