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『街道をゆく 43 濃尾参州記』:雨読夜話

ここでは、「『街道をゆく 43 濃尾参州記』」 に関する記事を紹介しています。
街道をゆく 43 濃尾参州記 (朝日文庫)
街道をゆく 43 濃尾参州記 (朝日文庫)
司馬 遼太郎
朝日新聞出版 2009-05-07

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司馬遼太郎の代表的なシリーズ『街道をゆく』の最後の作品で、タイトルは美濃・尾張・三河の三州が対象となっているが、途中で著者が逝去したために尾張と三河についてしか書かれていない。

場所としては信長が今川義元を破った桶狭間(田楽の窪)や松平家のふるさとである松平郷を訪ね、桶狭間にまつわる信長および義元のエピソードや家康の祖先である徳阿弥(松平親氏)が松平郷に土着した経緯、秀吉の家臣として有名な蜂須賀小六が若い頃は盗賊だったという俗説が生まれた背景など、戦国時代の歴史雑学を語っている。

中でも家康の本質ということで、臆病さと勇気という一見相反する要素が同居しているところが、家臣たちにとっては支えていかなければという人望を得ることにつながっているという話は面白かった。

著者の急逝により未完に終わっているのはつくづく残念である。


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