『一晩置いたカレーはなぜおいしいのか-誰もが知ってる料理の知られざるサイエンス』:雨読夜話

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一晩置いたカレーはなぜおいしいのか一晩置いたカレーはなぜおいしいのか

稲垣 栄洋
家の光協会 2010-08-27

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  • 一晩置いたカレーがおいしく感じるのはある食材の変化によるもの
  • そばが必ずしも収穫効率が良くないのに救荒作物として重宝されたわけ
  • ピーマンの苦味をやわらげる方法や、涙を流さずにタマネギを切る方法
など、普段食べている料理や食材について、人体や植物学の観点から具体的に説明している本。

特に印象に残ったのは、とうがらしの辛さで元気になるのは体がカプサイシンと戦うために活性化するためだったり、コーヒーを飲むとトイレが近くなるのはアルカロイドの一種であるカフェインを排出するためなど、元々は植物が食害から守るための機能の副作用によるものだというくだりである。
こうした背景から、コンディションによって食べるものの種類を考慮する必要があることが実感される。

カレー、そば、寿司、朝食、サラダなど、なにげなく食べている料理や食材におけるそれぞれのメカニズムを知ることができ、かなり驚くとともに料理や食べ方についてのアドバイスも書かれていて役立つ。

自然科学の本、料理の本、雑学の本ととして、すぐれた作品だと思う。



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