『男の論語』:雨読夜話

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男の論語
男の論語童門 冬二
PHP研究所 1999-06

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歴史作家の童門冬二による『論語』の入門書。
タイトルに”男の”とあるのは、ビジネスパーソン向けに書いたためと思われる。

抄訳した読み下し文と現代語訳、そして解説という構成になっていて、解説には日本史上の事例や著者自身が勤め人だった頃の体験が交えられていて、読みやすい。

あまり現代向けでない部分はばっさりカットしているなど、割り切った書き方をしている印象が強い。

ただ、孔子の頃は良かったのに比べて現代は人々の心がすさんで・・・といった記述が目立つのには違和感を強く感じる。

『史記』などを読めば春秋時代だってろくでもない人物は沢山登場するし、社会がすさんでいるから孔子が登場した面もあると思う。

儒教に懐古志向があることを考えれば、ある意味適切なのかもしれないが、さすがにちょっと無理があるような気がする。

まあ悪意を持った人もいるので、身を守る術を身につけるという話は納得できる。

『論語』関連の作品の中では、普通という出来だと思う。



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