fc2ブログ

『爆笑問題のニッポンの教養 異形のモノに美は宿る 日本美術史』:雨読夜話

ここでは、「『爆笑問題のニッポンの教養 異形のモノに美は宿る 日本美術史』」 に関する記事を紹介しています。

爆笑問題のニッポンの教養 異形のモノに美は宿る 日本美術史 (爆笑問題のニッポンの教養 13)
爆笑問題のニッポンの教養 異形のモノに美は宿る 日本美術史 (爆笑問題のニッポンの教養 13)
太田 光 田中 裕二 辻 惟雄
講談社 2008-02-19

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
爆笑問題のニッポンの教養 現代の秘境は人間の"こころ"だ 芸術人類学
爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する 渋滞学 (爆笑問題のニッポンの教養 12)
爆笑問題のニッポンの教養 人類の希望は美美美 美学 (爆笑問題のニッポンの教養 25)
爆笑問題のニッポンの教養 人間は失敗作である 比較解剖学 (爆笑問題のニッポンの教養 8)
爆笑問題のニッポンの教養 生物が生物である理由 分子生物学 (爆笑問題のニッポンの教養 11)


NHKで放送されている爆笑問題の番組を単行本化したシリーズのひとつ。
今回は東京ミッドタウンのサントリー美術館を訪れ、日本美術史を専門とする辻惟雄教授と異形の美について語り合っている。

辻氏は伊藤若冲や曽我蕭白、歌川国芳といった江戸時代の忘れられた画家たちのインパクトある作品を「奇想」と呼んで再評価したことで脚光を浴び、現在の若冲ブームに火をつけたことで知られている。

爆笑問題と辻氏の3人は『日月山水図屏風』や曽我蕭白の『群仙図屏風』、北斎、ピカソ、ベーコンといった画家たちの作品を取り上げ、その面白さがどこにあるのかを語っていく。

このシリーズでは太田が哲学じみた議論を学者たちに吹っかける場面が多いが、今回は太田の

自分が感動したんだったら、その絵は、その人にとっていい絵なんだよね。

とか辻氏の

まあ、何を言おうと勝手だからね(笑)。

といった発言の通り、和気あいあいとした雰囲気で自由に意見を述べている。

その中では、太田が抱いたピカソが一般の人が理解できないところまで進んでいったのはいいとして、理解できるところに帰ってほしかったという印象や、日本人は自然と遊ぶ考えがあるから西洋画のように取り乱した感じが出ないという辻氏の分析など、印象深い意見が続出して面白い。

辻氏の著作から興味深い記述も引用されていたので、辻氏の著作を何冊か読んでみようと思った。




にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




関連タグ : 爆笑問題,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック