『イオンVSヨーカ堂 流通業界再編地図』:雨読夜話

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イオンVSヨーカ堂 流通業界再編地図―3年後の小売り業界はこう変わる!
イオンVSヨーカ堂 流通業界再編地図―3年後の小売り業界はこう変わる!
溝上 幸伸
ぱる出版 2002-09

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2002年に書かれた、イオンとイトーヨーカ堂における経営戦略の特徴と、流通業界の動きについて解説している本。
部屋を整理していたら未読の状態で出てきたので、ざっくりと読んだ。

業界分析については時が経ってしまったが、量のイオン、質のヨーカ堂といった形で経営戦略を解説しているところは古びていないと思うので興味深く読んだ。

イオンが行っていることで目に付くのは規模拡大の他に、
  • 問屋を通さないメーカーとの直取引を呼びかける
  • プライベートブランド(PB)の開発
といったところが書かれている。
このあたりはマックスバリュなどでPBの商品をしばしば購入するので、順調に進んでいるといえるのだろう。

また、ファッション関連ではテナントを多く受け入れ、自社の商品は比較的地味で無難なものを並べるというやり方も書かれている。
実際に感じていたところなので”そう、そう”と思いながら読んだ。

対するヨーカ堂は他社が容易に真似できないチームMD(商品政策)と呼ばれる手法が書かれている。
これは商品に関わる取引先をチームとして構成し、商品開発からきっちり売り切るところまでを管理しようとするやり方である。
これがいかに難しいかは、当のヨーカ堂でもしばしばできない場合があったり、逆にやりすぎて売り上げを減らしたりすることが述べられていることでもよく分かる。

全体的に分かりやすくて、ためになったと思う。




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