『日記力―『日記』を書く生活のすすめ』:雨読夜話

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日記力―『日記』を書く生活のすすめ (講談社プラスアルファ新書)
日記力―『日記』を書く生活のすすめ (講談社プラスアルファ新書)
阿久 悠
講談社 2003-06

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昭和を代表する作詞家の一人である阿久悠が、日記をつけてきた経験から発想を得たこと、変化を感じてきたことなどを語っているエッセイ。
インタビューでも書き下ろしでもない、”語り下ろし”という手法が用いられている。

先日読んだ『ブログの力―Blogの可能性に気づいたユーザーたち』で本書の手法が紹介されていたことや、『仕事力・マネー力・運気力がアップする すごい読書!』で著者の仕事術について書かれていたのに興味を持ち、読んでみた。

著者は30年以上日記をつけており、時を経るにつれて書くスタイルに少しずつ変化が出てきたことを書いている。
最初のうちはアンチロマンと名づけたように客観的な記述に終始していたのが、1994年の阪神大震災やオウム事件などをきっかけにニュース短歌というものをつけるようになり、さらには2001年のがん手術や9.11テロを経てさらに感想を書くようになったという。

日記をつけることの効用としては、情報過多の中で自身にとって重要と思う情報を記録することや、そうした情報を記録し続けることで変化を知ることができることなどを挙げている。
著者は日記を読み返すことで、原稿を書くネタがいくらでも出てくるようなことを書いている。

著者が日記憲法と名づけて行っている手法は、自身も認めている通り著者独特のものということで、この方法を勧めているわけではない。
時代や社会に対しての愚痴などくせのある記述もあったりするので、あくまでエッセイとして捉えるのがいいと思う。

『思考・発想にパソコンを使うな-「知」の手書きノートづくり』を読んでから、職場で日記とも業務日誌とも思いつきメモともつかないノートを書き続けていて、共感するところがけっこうあった。



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