『武将の言葉 決断力が身に付く180のヒント』:雨読夜話

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武将の言葉 決断力が身に付く180のヒント (角川ソフィア文庫)
武将の言葉 決断力が身に付く180のヒント (角川ソフィア文庫)
火坂 雅志
角川学芸出版 2011-03-25

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一昨年のNHK大河ドラマとなった『天地人』などの作品で知られる歴史作家・火坂雅志による、武将たちが残した格言をまとめている作品。
信長、秀吉、家康といった有名どころから、朝倉敏景、今川貞世(了俊)、太田道灌、斯波義将といったやや知名度の低い人物まで、さまざまな武将の名言が収録されている。

以前読んだ『「名将言行録」を読む―人生の勝敗を決める知恵の書』の元となった『名将言行録』の他、各大名家に伝わる家訓や分国法、壁書(大名が家臣に伝えるために壁に書いた格言)などから抜粋した格言が収録されている。

無口なイメージのある上杉謙信がけっこう言葉を残しているのが意外で、壁書などの言葉が多く収録されている。
これは著者が『謙信びいき』ということもあるのだろう。

基本的に皆修羅場をくぐってきた人たちばかりだが、その中でも藤堂高虎(転職7回)や小早川隆景(毛利本家を守るため、秀秋を養子にした)といったいかにも苦労人っぽい人物の言葉に味わい深いものが多いように思う。

全体的には良かったが、武将とは言えない人物、例えば宮本武蔵や江戸時代のサラリーマン武士の言葉がしばしば出てくるところにちょっと違和感がある。
他にも名言を残した武将は何人もいるので、それだけ著者にとって影響のある言葉だったのだろう。



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