『勝つための言葉』:雨読夜話

ここでは、「『勝つための言葉』」 に関する記事を紹介しています。
勝つための言葉 (ロング新書)
勝つための言葉 (ロング新書)
川相 昌弘
ロングセラーズ 2008-01-01

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巨人、中日で選手・コーチとして活躍し、犠打の世界記録を持つ川相昌弘による、中日コーチ時代に指導で使ったことわざや熟語を自身の経験と合わせてまとめている作品。

90年代における巨人の二番ショート、守備と送りバントの名手として知られる著者は、自身の特徴を把握してそれを伸ばすことに努めたことを語っている。
ケガやエラーによる二軍落ちなどの挫折も多かったそうで、さまざまな人に受けた言葉に助けられたことも多いという。

また、風貌やプレースタイルからは実直さをイメージすることが多いが、本人によると実はかなりの負けず嫌いで気性が激しく、コーチと衝突したこともあったというのは少し驚いた。

そして現役引退後、コーチとして選手の指導をすることになり、立場や世代の違いによる難しさを感じることが多くなったこともあり、ここで本書のタイトルにある言葉、具体的にはことわざや四字熟語を使用することを思いつく。

選手に課題となる言葉を提示し、その意味やなぜそれを示されたかを宿題にしたことで、かなりの効果を挙げていることが書かれていて、なるほどと思った。

  • 高嶺の花を羨むより、足下の豆を拾え
  • 貪らざるを以て宝となす
  • 下学して上達す

など、あまり聞いたことのない言葉も書かれていて、こうしたことわざや熟語は多いと実感する。

それぞれの言葉に合わせて、選手への指導方法や自身の経験を語る構成となっていて、それぞれの言葉あたりのページを短くまとめてあるので読みやすい。

著者の考え方や人柄も伝わってきて、好感が持てる。



[著者の他の作品]
川相昌弘スモールベースボールを紐解く―名手に学ぶプロフェッショナル野球論
「川相昌弘スモールベースボールを紐解く
―名手に学ぶプロフェッショナル野球論」

 著者:川相 昌弘
 出版:ベースボールマガジン社
 発売日:2011-04
 価格:¥ 1,260
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