fc2ブログ

『儲けたいなら科学なんじゃないの?』:雨読夜話

ここでは、「『儲けたいなら科学なんじゃないの?』」 に関する記事を紹介しています。
儲けたいなら科学なんじゃないの?
儲けたいなら科学なんじゃないの?
堀江貴文 (著), 成毛 眞 (著)
朝日新聞出版 2011-03-18

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
ホリエモンの宇宙論
成金
拝金
君がオヤジになる前に
新・資本論 僕はお金の正体がわかった (宝島社新書)


先日収監されることが決定したホリエモンと、元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞氏による科学対談。
科学の分野から多くの人が注目していないネタを掘り出すことが、大儲けにつながるという観点で話がなされていく。

まず最初に、ホリエモンがロケットの開発事業を行ってきたことを知り、知らなかったので少々驚いた。
これはロケットエンジンをこれまでよりも大幅に安いコストで作れるようにし、宇宙ビジネスを作り出していこうという野心的な試みである。

ホリエモンによると、ロケットのコストが高いのは政府の事業であるために先端技術を投入していくことにあるとしており、既存の技術や素材を組み合わせることで1000万円程度で宇宙旅行ができると語っていく。

また、地球の近傍にある小惑星を資源の採掘場にしたり、さらにはコロニーや宇宙船にまで利用するプランまで話は広がっていく。

ただ、しばしば話題になる宇宙エレベーターに対してホリエモンは厳しい見方をしていて、大量の物資を必要とするので難しいとしていたのは少々残念だった。

他にも、狂牛病のようなプリオン病とカリバリズムの習慣の関連性や、アップル社の製品が処理速度よりも見せ方にこだわるという方法、エネルギー産業の方向性、医療の進化といった科学の動向についてさまざまな話題が出てきて面白い。

堀江・成毛の両氏ともに歯に衣着せずにストレートな表現をするタイプなので、刺激的な対談を楽しむことができるが、ホリエモンが”要は・・・”というフレーズを多用しているのが少々うっとおしい。
耳で聞く分にはさほどでもないが、文章で読まされると気に障る言葉だと感じた。
ついつい使用してしまう、かっこつけているようでかっこ悪い言葉という印象があるので、あまり使わないよう気をつけたい。

ホリエモンが罪に問われた件が妥当なものかよく分からないが、ロケット開発のような面白くて夢のある事業をやっている人物が収監され、有料ブログで儲けるくらいしかできないというのはつくづく残念だと思う。
失礼ながら最近の写真を見るとかなり太っているように見えるので、もう少し健康に見える状態で出所して再び活躍してほしい。




にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




関連タグ : 堀江貴文, , 成毛眞,

この記事へのコメント
> とおりすがりさん

私もホリエモンについては、黙っていればいいと思われる部分まで発言するところ、人の気持ちが分かっているのか不安に思わせるところなどが、余計に敵を増やしているような気がします。

このあたりがホリエモンらしさで、また魅力でもあるんですが。
2011/05/30(月) 19:12 | URL | ufit #-[ 編集]
ホリエモンは表面的な外見と言動でかなり損しているように思う。

誰もが思い描く、裏で悪事をはたらいてそうな成金の腹黒商人そのままだ。

実際の所はどうか分からないが。
2011/05/28(土) 17:03 | URL | とおりすがり #pwutJTUc[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
堀江貴文、成毛眞 『儲けたいなら科学なんじゃないの?』(朝日新聞出版社)、読了。 2人による対談です。 タイトルをみて、「そうだよねー、やっぱ科学だよねー」と思って買ってきました。 ちなみに、私としては、 「科学技術を日常生活に上手く取り込めば素晴らしい商品・サービスができる」 という積極的な意味での肯定と 「みんな『科学』って無防備に信じるから、ブーム作れば騙しやすいよ...
2014/09/22(月) | 観・読・聴・験 備忘録