『読書のチカラ』:雨読夜話

ここでは、「『読書のチカラ』」 に関する記事を紹介しています。
読書のチカラ
読書のチカラ齋藤 孝
大和書房 2011-05-22

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TBS系のニュース番組であるニュースキャスターにコメンテーターとして出演している齊藤孝教授による読書論。
ちなみに、著者による読書を扱った本では『齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!』『読書力』を読んでいる。

まずは読書することによって精神的な落ち着きや強さ、そして客観的な見方ができることなどの効用を語り、ネットや他の媒体とは異なり主体的に読まなければならないという点で異なることを述べている。

その上で、日本語の危機とか知性の低下とか、薄っぺらい本ばかりが売れることなどへの危機感を憂い、読書する人が他人には読書をあまり勧めない傾向への怒りなどを語っていて、おそらくこのあたりが強調したいところなのだろうと思う。

薄っぺらい本がどのような本があるかを少しでも例を挙げてくれればいいのにと思ったり、携帯小説を読まずに批判しているのはいかがなものかとは思ったが。

ただ、さすがに危機感をあおるばかりでは受け容れられないので、読書へのハードルを下げる工夫や入門書の紹介、楽しい読み方や次につながる読み方の解説などに入っていく。

書店で知らなかったジャンルの本を見つけることやレビューの利用方法、そして著者に心酔する読み方や、反対にツッコミを入れていく読み方といったところが書かれている。

この中では、長編で快速読みすることの効用についてが印象に残った。
必ずしも勧められる方法ではないが、読まないよりはましだし、長編を読んだという自信につながるといったことが書かれていて納得しやすい。

また、それなりに関心のある古典や理系の本、美術の本などについての面白さや紹介などが参考になった。
これまで以上に多くのジャンルにおける良書を読み、考える材料を増やしていこうというモチベーションを得ることができた。



[本文中で紹介されていた作品]

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この記事へのコメント
上田様

コメントありがとうございます。
こちらこそ、参考になりましたら幸いです。

斎藤孝さんの本は半年くらいご無沙汰しているので、私も他の著書を読んでみようと思いました。
2013/04/06(土) 21:49 | URL | ufit #-[ 編集]
斉藤孝さんの本は大好きで、何冊か読んだことがありますが、この本はまだ読んだことがありませんでした。記事を読みながら読みたくなったので、今から購入して読んでみたいと思います
2013/04/06(土) 20:28 | URL | 短時間睡眠法に挑戦中 #CxsByycw[ 編集]
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