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『日本力 アジアを引っぱる経済・欧米が憧れる文化』:雨読夜話

ここでは、「『日本力 アジアを引っぱる経済・欧米が憧れる文化』」 に関する記事を紹介しています。
日本力 アジアを引っぱる経済・欧米が憧れる文化
日本力 アジアを引っぱる経済・欧米が憧れる文化
伊藤 洋一
講談社 2005-06-25

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TBS「がっちりマンデー」にゲストとして登場した著者が最近出したと言っていたので、買って読んでみた。

日本は不況から脱せずに先行き不安、とか中国や韓国、さらにはインドの追い上げで日本も追い抜かれてしまうのではないかなどの悲観論に真っ向から反対し、製品開発力や文化などに代表される日本力があるため、日本の先行きは過度には心配しなくてよいと主張している本。

外国のマスコミが90年代に日本は不況に苦しんでいるという観測から日本へ取材にやってきたものの都会ではそれらしき傾向が見受けられず、著者がインタビューを受けた際必ず、
”この国は本当に不況なのですか?”
という質問を受けたという話は面白かった。

他には中国や韓国、インドが成長著しいといってもその先にある大きな障害があって、日本に本当に追いつくにはまだまだかかりそうだという点や、日本にはアメリカのように失われた産業、見捨てられた産業が少なく奥行きがある点などが述べられており、楽観論について説得力ある事例が列挙されている。

方向性としては技術的な話が出てくるところは長谷川慶太郎に近いが、全体的に日本の文化の隆盛を強調して日本のマスコミの悲観論を批判している点は日下公人に似ていると感じた。楽観的に日本が描かれているのがいい。



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