『光に向かって100の花束』:雨読夜話

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新装版 光に向かって100の花束
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高森 顕徹
1万年堂出版 2010-11-02

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古今東西における、勤勉さや人への思いやり、正直さなどの重要性を説いた100の小話集
1話2~3ページと、かなり読みやすい。

勤勉さについては、スマイルズの『自助論』(『西国立志篇』)や渋沢栄一の『論語と算盤』、福沢諭吉の『学問のすすめ』に近い感じの話が多い。

また、目先の欲望にとらわれてしくじる人物、他人を甘く見て失敗する人物などの反面教師にすべき愚行も書かれている。

歴史上の人物としては豊臣秀吉、月岡芳年、左甚五郎、ベンジャミン・フランクリン、釈迦、北条早雲などが扱われている。
著者が秀吉好きなのかいいところばかりが書かれていて秀吉の話だけはちょっと違和感があるが、それ以外は興味深い。

”我が家は悪人ばかりだからけんかをしない”など、味わい深い言葉が頻出する。

ちょっとした言動で性格が分かったりするので、気をつける必要があるとも思わされた。
これは見方を変えると、少々動機が不純でもいい言動を続ければ本物になるかもしれないわけで、行動から性格を変えるという手法も結構有効なのではないかと思う。

日本でよく信じられる言霊も、言った本人と聞いた人、さらにはうわさなどでの広がりによる心理的な影響が大きいということを意味しているのだと思う。
だからといって、リスクを論じないことはまた別の問題だが。

さほど押し付けがましくないので、受け入れやすい。



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