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『ホリエモンの宇宙論』:雨読夜話

ここでは、「『ホリエモンの宇宙論』」 に関する記事を紹介しています。
ホリエモンの宇宙論
ホリエモンの宇宙論堀江 貴文
講談社 2011-04-19

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先日収監されたホリエモンによる、現在の宇宙開発や宇宙ビジネスの状況や、自身が関わっているロケット開発、そして今後のビジョンなどについて語っている作品。

スペースシャトルが先日退役となるなど現在宇宙開発がスローペースになっている現状について、原因は宇宙開発が関連産業を支えるための公共投資になっているためだとしていてなるほどと思った。

現在のように衛星を打ち上げたり有人飛行をするためのコストがかかるのも官がやっているためで、これまでにNASAやロシアにおいて検証済みとなり既に使用されていない技術を組み合わせることでコストは大幅に削減できると書いている。

そのため官には民間ではできないこと、例えば先端技術の開発や民間のやる気を削がない形での補助、官でなければ困難な場所の提供、法律の整備といったことを行って欲しいと書いている。
特に日本では”・・・できる”という形ではなく”・・・してはいけない”という形で法律が作られがちな問題を強調している。

そして自身の宇宙ビジネスへの取り組みとしては、超小型の人工衛星を打ち上げるための小型ロケットを開発していることが書かれている。
これは打ち上げコストを下げることで民間における宇宙ビジネスへの需要を喚起して、さまざまな発展を目指そうというものである。

ホリエモンが仲間たちとともに様々な失敗を経ながらも地道に開発を続けていることが書かれていて、ちょっとホリエモンに対しての印象が変わった。

そしてホリエモンとその仲間たちの団体名を”なつのロケット団”としているのが面白い。
この由来は漫画家あさりとしとお氏の作品『なつのロケット』からきている。
ホリエモンも書いているようにポケモンに登場する悪役のロケット団を連想させて、ホリエモンの腹黒そうな感じともマッチしている。

さらにそこから、月や火星よりも小惑星の方に関心が高いこと、宇宙空間で原子力ロケットや反物質ロケットを開発すること、冥王星を含むエッジワース・カイパーベルト天体やその先のオールト雲など遠くの天体への興味など構想が広がっていく。

ホリエモンの宇宙への情熱が伝わってきて、興味深く読むことができた。




[本書内でしばしば取り上げられている作品]


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