『北斎漫画  第三巻「奇想天外」』:雨読夜話

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北斎漫画 <全三巻> 第三巻「奇想天外」
北斎漫画 <全三巻> 第三巻「奇想天外」
葛飾北斎
青幻舎 2011-02-25

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『北斎漫画』を再構成したシリーズの第3作、完結編。
タイトルが「奇想天外」とあるように、ここではお化けや妖怪、歴史上の人物などを想像で描いた絵が多く収録されている。
ユーモラスな感じのタッチで多彩なキャラクターを描いているのが楽しい。

日本の怪談や神話、歴史上の英雄などはもちろん、諸葛孔明や関羽、孔子の弟子たち、竹林の七賢といった中国の故事を扱った絵も多いことは初めて知った。
北斎は当時でも有数の教養人だったと解説されていたことが納得できる。

葛飾北斎美術館の永田生慈氏による解説も面白い。
現代では偉大な画家とされる北斎は、当時画家というよりは画工という扱いで、大衆画家のような受け取り方をされていたようである。

当時一般的に評価されていた順番として、鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川広重、葛飾北斎ということで、6番目というのはかなり意外に感じる。

おそらく品格のある絵を優先した選び方であり、面白い順番はその逆になると思う。
春信や清長の絵は美人画や役者絵が多く、うまいとは思うが正直どれも同じに見える・・・

3冊にわたって北斎のさまざまな絵を見ることができ、かなり楽しむことができた。



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