『ツノゼミ ありえない虫』:雨読夜話

ここでは、「『ツノゼミ ありえない虫』」 に関する記事を紹介しています。
ツノゼミ ありえない虫
ツノゼミ ありえない虫丸山宗利
幻冬舎 2011-06-23

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ツノゼミという世界各地に分布している奇妙な形状をした昆虫について、その種類や生態をカラー写真とともに紹介している作品。

セミと名がついてはいるが、実際はカメムシに近い種とのことで、普段は木や草に止まってその汁を吸うことが多いという。
お尻から出す甘い汁をアリに与える代わりにアリに天敵から守ってもらうという共存関係を作るなど、空を飛ぶ大きなアリマキといった感じもする。

そして名前にもついている角が最大の特徴で、
  • 蜂などの毒を持った昆虫に擬態するもの
  • 木や草のとげやこぶ、枝などに擬態するもの
  • カビや動物のフンに擬態するもの
  • 角ばっていたり幅を広く取るなど、食べたら痛そうだと捕食者に思わせるもの
と、さまざまな種類があって楽しめる。

以前読んだ『へんないきもの』に収録されていた、何の役に立つのか不明なアンテナ状の角を持ち、邪魔そうなのに平気で空を飛ぶヨツコブツノゼミもきっちり扱われていて、また見かけるとは思わなかったので少し驚いた。

生息地としては南米に最も種類が多く、次いでアジア、他にもオーストラリアなど世界各地に多くの種類が分布しているようだ。
そして実は、日本にも何種類かいて掲載されてもいる。
結構小さくて見つけにくいようだが、いずれ見てみたいところである。



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森島啓司
福音館書店 2012-06-06

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