『虚無回廊〈1〉』:雨読夜話

ここでは、「『虚無回廊〈1〉』」 に関する記事を紹介しています。
虚無回廊〈1〉 (ハルキ文庫)
虚無回廊〈1〉 (ハルキ文庫)
小松 左京
角川春樹事務所 2000-05

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先日逝去した小松左京による、代表的なSF長編のひとつ。
ファーストコンタクトと人工知能をメインに扱っている。

物語の発端としては、SSと名づけられた巨大な物体が宇宙のかなたで発見されるところから始まる。
これは直径1.2光年、長さ2光年の円筒状で、回転したり不定期に出現と消失を繰り返すなど、通常の天体ではありえない動きをすることから、人工物の可能性が高いと推定された。

そのため地球から探査船を出すことにしたが、この作品ではワープのような技術は開発されておらず、遠藤博士が開発したAE(人工実存)を搭載した探査船がSSに向けて送り出されることになる。

このAEは遠藤博士の人格を強く反映したつくりになっており、その開発に至る経緯や葛藤、そしてAEの思考なども書かれていてかなり重厚かつスケールの大きな作品になっている。

これまで読んだ作品では、クラークの『宇宙のランデブー』やアシモフのロボットものの要素が多く含まれているようにも感じた。

1冊目でかなり引き込まれたので、続いて2冊目も読んでみるつもりである。



宇宙のランデヴー (ハヤカワ文庫 SF (629))
「宇宙のランデヴー (ハヤカワ文庫 SF (629))」
 著者:アーサー・C・クラーク
 出版:早川書房
 発売日:1985-09
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