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『沢野字の謎』:雨読夜話

ここでは、「『沢野字の謎』」 に関する記事を紹介しています。
沢野字の謎
沢野字の謎沢野 ひとし 木村 晋介 椎名 誠 目黒 考二

本の雑誌社 2000-10

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椎名・沢野・木村・目黒の4氏がたわいのない話をする『発作的座談会』シリーズのひとつで、本書ではイラストレーター・沢野ひとしが書いた妙なコピーを論評していくものとなっている。

『本の雑誌』では表紙に沢野のイラストとコピーが書かれている。
コピーは沢野の思いついたものを編集部が選択して掲載しているもので、没になったものを含めるとかなりの数になるらしい。

コピーをいくつか挙げると、

  • 毎日そうしているのか
  • 私たちがさわいだ北浦和物語
  • 福井県にはでかい魚がいる
  • 犬のクビワまで持っていった妻
  • スガモの天ぷら屋はすべて安い

などで、見ただけで情景がイメージできるもの、深い意味がありそうだが作者に聞くとくだらなくて拍子抜けするもの、言葉を並べただけと見せかけて作者独特の世界にはまりこむものなど、かなり多彩な内容となっている。
文章だけでなく作者の筆跡も掲載されているのもいい。

こうした言葉をジャンル別・ブロック別に選抜し、それを甲子園のノリでトーナメント方式で対決させる形で戦いが進んでいく。
そのくせ、戦いを振り返る際は大相撲に例えて話したり、作者がどのような意図で書いたのか覚えていなくて”オレも木村説”と賛成するなど、適当さが楽しい。




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