『宇宙太陽光発電所-新太陽光エネルギー社会と宇宙生存学が明日をつくる』:雨読夜話

ここでは、「『宇宙太陽光発電所-新太陽光エネルギー社会と宇宙生存学が明日をつくる』」 に関する記事を紹介しています。
宇宙太陽光発電所
宇宙太陽光発電所松本 紘
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2011-06-26

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京都大学総長による、宇宙太陽光発電の意義やこれまでの取り組みなどについて語っている作品。

3章構成で、第1章ではエネルギー危機などの現代文明の問題について、第2章では日本での宇宙開発の経緯を語っていて、あまり宇宙太陽光発電には触れられていない。
いまいち期待していた内容ではないのでざっと読み飛ばしていったが、宇宙の広い範囲にに居住空間や工場などを建設し、太陽系文明を構築するというビジョンについては共感できた。

そして第3章で、宇宙太陽光発電のシステムが触れられている。
著者の専門がプラズマや電波に関するところのためか、主にマイクロウエーブによるエネルギーの送受信技術について書かれていて、発電方法やソーラーパネル、発電衛星などの構想についてはほとんど言及されていない。
太陽光発電の意義やメリットにページが多く割かれているのは理解できるとしても、バランスが悪すぎる。

太陽光発電について書かれている作品としては『宇宙太陽光発電に挑む』の方が適切で面白いと思う。

せっかくの興味深いテーマが活かされていない構成だったことを、残念に思う。



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 著者:松本 紘
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