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『妖談うしろ猫―耳袋秘帖』:雨読夜話

ここでは、「『妖談うしろ猫―耳袋秘帖』」 に関する記事を紹介しています。
妖談うしろ猫―耳袋秘帖 (文春文庫)
妖談うしろ猫―耳袋秘帖 (文春文庫)
風野 真知雄
文藝春秋 2010-01-08

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さまざまな怪談などを集めたエッセイ『耳袋』の著者で、南町奉行でもあった根岸肥前守鎮衛(ねぎしひぜんのかみやすもり)が活躍する時代小説シリーズのひとつ。
以前はだいわ文庫から発行されていたが、文春文庫から発行された一冊である。

主人公の根岸や周囲の人は同じだが、助さん格さん役だった坂巻と栗田が、椀田と宮尾という新たなキャラクターに交替しているのが目新しい。

基本的なプロットはこれまでと同様で、今回は殺人現場に現れた謎の虚無僧や呉服屋の若旦那による奇行、旗本が異常な体験をするなどの怪事件が続発し、根岸は椀田や宮尾とともに事件の解明に当たっていく。

根岸と不仲な与力がサディストだったり、根岸の過去をよく知る人物が捜査協力のために登場するなど、テンポ良く読み進んでいくことができる。

途中で商人の話の中に

あの越後屋の三井だって、やがては立ち行かなくて住友と手を組むことだってないとは言えぬ

というセリフが出ているのにはついつい笑ってしまった。



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