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『特殊防諜班 連続誘拐』:雨読夜話

ここでは、「『特殊防諜班 連続誘拐』」 に関する記事を紹介しています。
特殊防諜班 連続誘拐 (講談社文庫)
特殊防諜班 連続誘拐 (講談社文庫)
今野 敏
講談社 2008-12-12

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今野敏による、伝奇アクションとでも言った感じの小説。
最近、著者の『宇宙海兵隊 ギガース』シリーズと『ティターンズの旗のもとに―ADVANCE OF Z』を読んで面白かったので、別のシリーズの第一作である本書を読んだ。

ストーリーとしては、主人公の真田が陸上自衛隊から「首相の代理人」とも呼ばれる特殊防諜班に配属されるところから始まる。
これは日本における対テロの秘密組織であり単独行動が基本ということで、有能だが組織行動に向かない真田にうってつけの任務ということが書かれている。

本書では新興宗教の教祖たちが次々と誘拐されては解放されるという怪事件が続発していて、雷光教団の夢妙斎という教祖も誘拐されるが、他の誘拐事件と異なり解放されてこない。
そこから真田が調査に動き出す他、モサドのエージェントや超能力を持つ少女なども関わってくるようになる。

調査が進むうちに、事件は失われたイスラエル十支族と古代日本の関係や、ナチスにつながりそうな陰謀なども出てきて、かなりエンターテイメント色が強い内容になっていく。

『ギガース』や『ティターンズの旗のもとに』ではあまり出てこない、肉弾戦によるアクションシーンが多く描かれていて、著者が空手や棒術の教室を営んでいるだけあってリアリティがある。

本書ではシリーズ第一作ということもあってか、展開があっさりしていたような気もするが、作品を重ねるごとに面白くなりそうな伏線もあるように感じた。
今後さまざまな仕掛けが出てきそうなので、続編も読んでみたいと思う。




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