fc2ブログ

『新説 全国未完成鉄道路線――謎の施設から読み解く鉄道計画の真実』:雨読夜話

ここでは、「『新説 全国未完成鉄道路線――謎の施設から読み解く鉄道計画の真実』」 に関する記事を紹介しています。

<図解>新説 全国未完成鉄道路線――謎の施設から読み解く鉄道計画の真実
<図解>新説 全国未完成鉄道路線――謎の施設から読み解く鉄道計画の真実
川島 令三
講談社 2007-10-26

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
<図解>日本三大都市 未完の鉄道路線-昭和から平成へ、東京・大阪・名古屋の未来を変える計画の真実 (講談社プラスアルファ文庫)
<図解>超新説 全国未完成鉄道路線 ますます複雑化する鉄道計画の真実 (講談社プラスアルファ文庫)
<図解>日本三大都市 幻の鉄道計画――明治から戦後へ、東京・大阪・名古屋の運命を変えた非実現路線 (講談社プラスアルファ文庫)
鉄道未成線を歩く (私鉄編) JTBキャンブックス
全国鉄道なるほど事情 (PHP文庫)


駅や線路、空き地などの構造から、鉄道の建設計画を紹介している作品。

予算不足や地元の反対で計画が止まっていたり、情勢の変化で必要なくなった、公式には発表されていないが明らかに計画した痕跡があるなど、さまざまな事情があることが書かれている。

テッチャンではないので、路線の地域を知らなくてピンと来ないところが多いが、そのあたりを流して読んでいくとところどころ面白い。

建設には実際の建設期間以外に、用地買収や国土交通省からの免許取得、地元の利害調整などにかなりの期間を要するため、数十年スパンとなることが改めて分かってくる。

太田市役所の地下に、地下鉄の路線を敷くためのスペースが確保されていることや、東京などで運用されている貨物列車の路線や駅が旅客用に使用できること、東側が環状線となっている大江戸線の西側も環状線にして8の字形にする構想などが興味を引いた。

また、下記のように新たな鉄道技術について書かれているのも面白かった。
  • LRT : ライトレールとも呼ばれる鉄道車両。コストが安く、車体重量も軽いので都市交通などに向いている
  • GCT : フリーゲージトレインとも呼ばれる、軌間を変えられる列車。軌間幅が異なる路線を直通で走れる
  • 北海道新幹線の青函トンネル区間では、フェリーのように自動車や貨物列車を積んで走る計画

精神的に疲れることや駐車場を探す手間など、特に長距離での自動車の運転はあまり好きではないので、特に都市部での鉄道交通が充実して欲しいと思っている。

LRTはコストが安いことと車体重量が軽いことが繰り返し書かれていたので、地下鉄を建設するほどではないが渋滞に悩まされる都市などで、もっと使用されるといいなと思う。

今後新たな路線ができ、交通がさらに便利になることを期待したくなる一冊だった。




にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック