『超・新幹線が日本を変える』:雨読夜話

ここでは、「『超・新幹線が日本を変える』」 に関する記事を紹介しています。
超・新幹線が日本を変える
超・新幹線が日本を変える
川島 令三
ベストセラーズ 2008-06-14

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新幹線の今後の展望や願望を語っている作品。
『新説 全国未完成鉄道路線――謎の施設から読み解く鉄道計画の真実』と一緒にブックオフで購入した。

話題になることの多いリニア新幹線をはじめとして、全国各地で建設や計画が進められている整備新幹線などを扱っている。

正直、ダイヤやルートの話が多くてイメージが伝わらず、流し読みになってしまった。
ただ、いくつかの部分は面白いと思った。

まず、九州新幹線の新八代駅が八代市街と離れた場所に建設されたが、実は高速道路のICに近く、新八代から宮崎方面にJRバスと連絡するためという部分である。
これは九州新幹線が新鹿児島まで全面開通した現在、実際に運行されていて先日広告も見たのでよく伝わった。

そして、青函トンネルを通る北海道新幹線に、貨物列車を積んで走るというトレイン・オン・トレイン方式の他に、寝台新幹線のアイデアを提言している。
これは新幹線が深夜は線路の保守を実施するために運行できないため、下記のようにしたらどうかというものである。
  • 21:00 東京発
  • 23:00 盛岡着
  • (この間停車した客車で宿泊。外出も可能)
  • 06:00 盛岡発
  • 08:00 札幌着
新幹線の内装やサービスがどの程度かにもよるが、この形なら確かに当日の早朝に羽田空港に行くよりも楽そうに思える。

これは北海道新幹線に限らず、例えば東海道・山陽新幹線などでも可能かもしれないと思ったが、運行本数や安いビジネスホテルが多いことといった事情などから、あまりメリットがないのだろう。

著者は、国内は新幹線で移動できるところは新幹線で移動し、飛行機は国内線を新幹線の補完的なものとし、国際線に力を入れたほうがいいという考えのようである。
思い入れの強すぎる記述も目立ち、鉄道ファンとして言えるだけのことを言ってやろうという感じで書かれている。

鉄道マニアは楽しめるかもしれないが、そうでなければやや退屈する本だと思う。



新幹線の科学  なぜ線路際に信号機がないの?どうして超高速で分岐できるの? (サイエンス・アイ新書)
「新幹線の科学 なぜ線路際に信号機がないの?どうして超高速で分岐できるの? (サイエンス・アイ新書)」
 著者:梅原 淳
 出版:ソフトバンククリエイティブ
 発売日:2010-07-20
 価格:¥ 1,000
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