『どくとるマンボウ小辞典』:雨読夜話

ここでは、「『どくとるマンボウ小辞典』」 に関する記事を紹介しています。

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どくとるマンボウ小辞典icon

北杜夫/著

中央公論社
1979年






先日逝去した、北杜夫によるエッセイ集。
中学生の頃に読んで面白かった記憶があり、図書館で見つけたので久しぶりに再読した。

自然科学に関する話や、SF的な発想についての話題、子供や学生時代の頃の思い出などが語られていて、上品なユーモアには好感が持てる。

例えば、以下のような作品が面白かった。
  • 暗闇への恐怖についての話題からアイザック・アシモフの『夜来たる』を紹介した「暗黒」
  • ドイツ人の女性心理学者と犬について対談した「欲求不満」
  • 戦争をするならもう少し賢明にやればいいという「世界パイ戦争」
  • 発明家を自称する変人とであったエピソードを回想した「発明家登場」

どくとるマンボウシリーズの中でも、最も著者がさまざまなことを自由に語った作品の一つのように感じる。
何度も読み返したくなる魅力がある。



[著者のマンボウシリーズ]

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