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『壱里島奇譚』:雨読夜話

ここでは、「『壱里島奇譚』」 に関する記事を紹介しています。
壱里島奇譚
壱里島奇譚梶尾 真治
祥伝社 2010-08-31

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熊本県の天草諸島に設定された架空の島・壱里島を舞台とした、青年が不思議な出来事に巻き込まれるSF作品。
著者の代表作である『黄泉がえり』に作風が近い。

主人公の翔一は勤務先である東京の商社から退職勧告を受けていたが、ある日常務に呼び出されて特命を受ける。
それは、常務の出身地でもある壱里島で販売されている”おもしろたわし”の調査を行うというものだった。

壱里島を訪れた翔一は関係者から歓迎を受け、そしてパワースポットの調査で訪れていた機敷野風天(きしきの・ふうてん)という変わり者のライターと出会うなど、島ののんびりしたところに惹かれる。

そして島にある信柄岳の近くにある老女の自宅を訪問したあたりから、謎の美女や少年に出会うなどの異変に巻き込まれていくことになる。

著者は熊本在住ということもあり、自然や人付き合いなどのローカルなところの描写が充実していて、ストーリーよりも雰囲気的なところに重点を置かれているようにも感じる。

途中少し展開がまどろっこしいと感じるところもないではないが、全体的には現代版のおとぎ話のような感じで良かったと思う。





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