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『虎の城 (下)』:雨読夜話

ここでは、「『虎の城 (下)』」 に関する記事を紹介しています。
虎の城 (下)
虎の城 (下)
火坂 雅志
祥伝社 2004-09

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藤堂高虎の生涯を描いた歴史小説の下編。

秀吉政権の末期から関ヶ原を経て徳川幕府の有力大名として多くの功績を残す姿を描いている。

ライバルの石田三成との確執、三成の家老である島左近との一騎打ち、徳川家康からの信頼に応えようとするところなど高虎の見せ場が続く。

また、成長した秀頼の姿に旧主の秀長の面影を見出して豊臣攻めに悩んだり、正室のお久に苦労をかけて後悔したり大阪冬の陣で家臣を多く失った上に筆頭家老の渡辺勘兵衛を処分することになった場面は高虎の苦悩が感じられる。

多くの経験を積んで成長し、秀長そして家康という働きを認めてくれる主君のためには働きを惜しまない高虎の業績は賞賛こそされ、”風見鶏”などと非難すべきではない。

これまで読んだ、高虎の生涯を描いた小説の中では最高のものと感じた。



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