『周公旦』:雨読夜話

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周公旦 (文春文庫)
周公旦 (文春文庫)酒見 賢一
文藝春秋 2003-04

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周の武王による易姓革命を助け、その死後は摂政として甥に当たる成王を助けた周公旦の活躍を描いた歴史小説。

まえがきで著者は、周公が成王と確執があった際に未開で謎の国と思われていた楚へ亡命した話に関心を持ち、その疑問を元に本書を書いたとしている。

話は殷との戦い前後あたりから始まり、武王が太公望ら多くの家臣たちを率いて殷王朝を倒すことになる。
その際、周公は礼法や占いを担当する役目を担うことが多い。

そして周王朝が成立したものの政権基盤が脆弱な状態にあり、周公も自身の領地に赴任できないほど多忙を極める。
さらに武王が崩御し、反乱を企てる人物が登場するなどの問題が発生して、周公の見せ場が多くなっていく。

礼やらまじないの話が随所に出てきてよく分からなかったりもするが、そのあたりを読み飛ばしながらであればそれなりに読むことができる。
孔子が最も尊敬していた人物の話だが、少しオカルト系の設定となっているのが変で面白い。



[著者の代表作]
陋巷に在り〈1〉儒の巻 (新潮文庫)陋巷に在り〈1〉儒の巻 (新潮文庫)

酒見 賢一
新潮社 1996-03

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