『[新訳]韓非子-騙し合いの社会を勝ち抜くための百言百話』:雨読夜話

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[新訳]韓非子
[新訳]韓非子西野 広祥
PHP研究所 2008-10-23

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PHP研究所から出ている、古典を現代語訳した新書シリーズの1冊で、中国・戦国時代に書かれた『韓非子』を扱っている作品。
このシリーズにおいて中国の古典で共通した形として、百言百話として見開き2ページを1項目として合計200の言葉やエピソードを扱っている。

韓非子については他にも何冊か本を読んでいるのでおおよその内容は把握しているが、本書ではポイントをまとめている分かなり分かりやすい。
また、韓非子では趙簡子や孔子といった実在する人物の事例をうまく使って自説を補強しているあたりが説得力を高めていると思う。

伯夷・叔斉のように聖人や親孝行として知られる人物などを実際の政治には役立たないとバッサリ切り捨てているところや、儒家や墨家の正統争いを皮肉っているなど、かなりの毒のある書き方をしているあたりも興味深い。

本書もまた、シリーズの他の作品と同様に、入門として読んだりポイントを読み返したりするのにいい作品だと思う。




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