サッカー 最強の戦略・戦術論 | |
西部 謙司 PHP研究所 2010-11-16 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 サッカー戦術とは何か?が誰でも簡単に分かるようになる本 サッカー戦術クロニクル サッカー戦術クロニクルII サッカー バルセロナ戦術アナライズ 最強チームのセオリーを読み解く クライフ哲学ノススメ 試合の流れを読む14の鉄則 (サッカー小僧新書) |
サッカーにおける古今東西のクラブチームや代表チームで、システムや補強といった戦略や戦術について解説している作品。
チームにおけるスター選手の功罪や、主流となっているプレッシングやゾーン・ディフェンスを逆手に取ったFCバルセロナの戦術、1995年のボスマン判決以降に起こったグローバル化など、サッカーのプレーの背景に存在する話題が多くて興味深い。
日本に関する部分では、2006年ワールドカップ時に中田英寿をボランチという形で中村俊輔と同時に起用したことへの疑問や、2010年ワールドカップ時の日本代表の戦術の長所と限界、ヴェルディ、ジュビロ、アントラーズといった黄金期を築いたクラブのエピソードが書かれている。
金満クラブとそうでないクラブのチーム作りの違いについての部分などを読むと、外部からビッグネームを獲得するか地道に育成やスカウトをしていくかなど、サカつくをやっているような感じがして面白い。
以前読んだ『サッカー バルセロナ戦術アナライズ 最強チームのセオリーを読み解く』に続いて面白かったので、著者の作品を他にも読んでみようと思う。
- 著者の作品について書いた記事
- 『サッカー バルセロナ戦術アナライズ 最強チームのセオリーを読み解く』
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[著者の他の作品]
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