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『虚無回廊〈2〉』:雨読夜話

ここでは、「『虚無回廊〈2〉』」 に関する記事を紹介しています。
虚無回廊〈2〉 (ハルキ文庫)
虚無回廊〈2〉 (ハルキ文庫)
小松 左京
角川春樹事務所 2000-05

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小松左京による、宇宙に出現した巨大な建造物?の謎をめぐるスケールの大きなSF長編の第2作。

前作のラストで、AE(人工実存)を搭載した宇宙船が長さ2光年という途方もないサイズの円筒型の建造物に到着しており、そこからAEによる建造物での調査を始めることとなる。

すると他の星から調査に訪れた存在、例えばAEのようなロボットや体の一部を機械化した種などがいて、友好的なものから好戦的なものまで様々だということが分かる。
その上で友好的な種と情報交換をした上で、建造物の調査に当たっていくが、驚くべき実態が次々と明らかになっていく。

主人公がAE、つまり宇宙船に搭載された人工知能であるため、形だけはA.C.クラークの『2002年宇宙の旅』に登場するHALに似ているが、前作に登場した遠藤博士の人格が大きく影響しているので人間臭さが残っているのがいい。
また、システムのリソースをいくつかの擬似的な人格に分けているため、会話が随所でなされているので話が単調になることを防いでいて面白い。

シリーズはもう1冊あるので、ぜひとも読んでみるつもりである。



[本書の続編]
虚無回廊〈3〉 (ハルキ文庫)虚無回廊〈3〉 (ハルキ文庫)

小松 左京
角川春樹事務所 2008-10

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[本書のシリーズ全3冊を1冊にまとめている作品]
虚無回廊虚無回廊

小松 左京
徳間書店 2011-11-16

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