『リアル・スティール』 (ハヤカワ文庫):雨読夜話

ここでは、「『リアル・スティール』 (ハヤカワ文庫)」 に関する記事を紹介しています。
リアル・スティール (ハヤカワ文庫NV)
リアル・スティール (ハヤカワ文庫NV)
リチャード・マシスン (著),
尾之上 浩司 (編集, 翻訳), 伊藤 典夫 (翻訳)

早川書房 2011-10-14

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リチャード・マシスンによる作品10編を収録した短編集。
以前映画化された表題作を観て面白かったので読んでみることにした。

映画版が父と子の愛情やアトムというロボットが活躍するところなどが描かれていたのに対し、その後で読んだ原作はかなりシンプルな作品だったので驚いた。
なにより原作でポイントとなる場面が映画では全く出てこないなど、映画化するにあたっていかに多くの要素を盛り込んでいったかがよく分かる。
別にけなしているわけではなく、原作と映画版のそれぞれ異なる面白さがあると言いたいだけである。

他にも理髪店でのなにげないやり取りから展開する「予約客のみ」や、ブラッドベリの『華氏451』のような世界を舞台とした「象徴」「お★★★」、フレドリック・ブラウンの作品に近い「世界を創った男」、スリリングなショートショートの「最後の仕上げ」など、多彩な作品を楽しめる。

読後になにかもやもやしたものを残す作品もあり、このあたりはロバート・シェクリイの『人間の手がまだ触れない』や『無限がいっぱい』あたりが比較的近いように感じた。

好き嫌いが分かれそうな作風だと思うが、まずまず楽しめたと思う。



[他の翻訳者による、本書の角川文庫版]
リアル・スティール (角川文庫)リアル・スティール (角川文庫)

リチャード・マシスン 小田 麻紀
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-11-25

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