『野球のメキキ 観戦力が高まる本』:雨読夜話

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野球のメキキ 観戦力が高まる本
野球のメキキ 観戦力が高まる本
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今年春に書かれた、ノムさんによるペナントレース開始後のプロ野球界の状況とその展望を語っている本。
ルーキー、監督、捕手、投手、打者、新戦力、フロント・コーチングスタッフ、球界と8章で構成され、そのうちの7章までは12球団別の戦力分析がなされ、最後の球界の章ではルールや選手のメジャー挑戦などについて書かれている。

読んだのがペナントレース終了後なので既に結果が分かっている状況から読んだ形となるが、その時々の状況だけでなく球団の補強戦略や監督の采配、選手のタイプによる分析も書かれているので、全体としては的確な分析だったことが分かる。

場当たり的な補強となっている楽天、オーナー企業が変わったが戦略が定まっていないように見える横浜、基盤がしっかりしているため余裕のある補強ができているソフトバンクなど、球団の違いが分かりやすい。

今年のペナントレースで印象に残ったのは日本ハムが栗山新監督のもとでリーグ優勝を果たしたことと、巨人が中盤から圧倒的な勝ちっぷりから日本一になったこと、阪神の低迷ぶりなどで、そうした要素となっていることもけっこう書かれている。

また、ノムさんの野球はデータ野球ではなく準備野球であることや、メジャーリーグに移籍する選手が多い流れは止められないこと、統一球の導入によって打者の技術がこれまで以上に問われていることなどの意見も多くて興味深い。



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この記事へのコメント
タケゾウさん

ご訪問&コメントありがとうございます。
ノムさんの分析は、プレイングマネージャとしてトレードなどにも関わっていた経験が活かされているように思っています。

今オフも監督の交代が複数ありましたので、次の作品にも期待したいところですね。
2012/11/16(金) 22:33 | URL | ufit #-[ 編集]
 はじめて書き込みさせて頂きます。
 野村さんの分析は選手個々にとどまらず球団の運営方針等まで深く踏み込んでいて非常に興味深いと思いました。
 個人的には日本ハムがコーチ陣の大量に辞任していった中で来期の日ハムの分析を野村さんがしたら面白いなと思っています。
2012/11/15(木) 23:32 | URL | タケゾウ #-[ 編集]
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