『宇宙軍士官学校―前哨(スカウト)― 2』:雨読夜話

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宇宙軍士官学校―前哨(スカウト)― 2(ハヤカワ文庫JA)
宇宙軍士官学校―前哨(スカウト)― 2(ハヤカワ文庫JA)
鷹見 一幸 (著), 太田垣 康男 (イラスト)
早川書房 2012-11-22

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近未来を舞台に、地球が銀河文明の一員となるために選抜された若者たちが、兵士の教官となるために訓練をしていくSF小説の第2巻。
前作が面白かったので発行して程なく購入し、かなり早く読み終えた。

前作において序盤の訓練が完了後、次は若者たちが練習用の宇宙戦艦に乗っての訓練を実施することとなる。

主人公の恵一は艦長に任命され、副長のバーツや戦闘機部隊の隊長であるライラやオルガなど、仲間たちとミッションに入っていくが、「教導者」による訓練メニューは想像以上に苛酷であることが徐々に分かってくる。

ネタバレするのであまり細かく書くわけにはいかないが、「戦争はスポーツではない」という言葉が出てくることからも、その一端が伝わればと思う。
このあたりはテレビ番組で芸人に苛酷な体験をさせる企画を思い起こさせるものがあった。

ストーリー自体は訓練をこなすという単純なもののはずなのだが、ストーリーの構成や台詞回しの上手さによるのだろうが、すぐに引き込まれる内容となっている。

また、恵一が艦長として悩むシーンが増えたり、前作では陽気な男という印象ばかりが強かったバーツが恵一をよく補佐するシーンが出てきたり、ヒロインの一人であるライラの言動など、登場人物の違った一面が出てくるのもいい。

これまで伏せられていた、この訓練を実施する事情や「教導者」たちの過去なども少しずつ明らかにしていて、早く次を読みたいという気にさせられる。
おそらくこのシリーズはかなりの大作になりそうな感じがあり、『宇宙海兵隊ギガース』シリーズのように次々と読み続けていくことになると思う。



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