『李世民』(講談社文庫):雨読夜話

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李世民 (講談社文庫)
李世民 (講談社文庫)小前 亮
講談社 2008-09-12

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タイトルの通り、唐王朝の第二代皇帝として、そして皇帝就任前の皇子時代も将軍として活躍した太宗李世民の生涯を描いた歴史小説。
以前芝豪著『太宗李世民』を読んでいたので、どうしても読み比べる形となった。

本書では兄に当たる李建成が皇太子としてしっかり支えていたからこそ李世民が活躍できたことや、唐と覇業を争った魏公の李密や鄭の王世充の内情に重点を置いて書かれているように思った。

特に、王世充は洛陽を拠点としていたためになかなか攻め落とせなかったような印象を持っていたが、本書ではかなりの猛将ぶりを見せており、李密の部下が多く降伏したことも多少は理解できた。

難を言えば、本書は著者のデビュー作というらしく、怪しい人物があっさり殺されたりするなど、ネタを消化し切れていないような印象も受けた。
しかし著者の作品の題材は興味深い人物を扱ったものが多いので、他にも何冊か読んでみようと思う。



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