『勝小吉事件帖―喧嘩御家人』:雨読夜話

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勝小吉事件帖―喧嘩御家人 (祥伝社文庫)
勝小吉事件帖―喧嘩御家人 (祥伝社文庫)
風野 真知雄
祥伝社 2004-07

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勝海舟の父であり、不良旗本とされながらも破天荒な生き方をした勝小吉が、座敷牢で推理をするというミステリー時代小説の連作。

小吉は自伝の中で、20代はじめの頃に悪行が過ぎて父親から3年間ほど座敷牢に入れられていたと書いており、その頃を舞台としている。

流れとしては、子分に当たる又四郎や岡っ引きの仙吉から話を聞き、生まれて間もない麟太郎(後の海舟)の仕草から推理をするという形を取っている。

不良浪人と警戒されるだけあって当然正義のためなどではなく、金儲けや座敷牢から出たいという考えからの推理だが、このあたり著者の『四十郎化け物始末』シリーズとかなり似ている。
また、推理は当たっても当初の目論見が果たされずにがっかりするところも比べることができて楽しい。

気軽に楽しめる1冊だった。



[本書の新装版]

喧嘩旗本 勝小吉事件帖 新装版 (祥伝社文庫)喧嘩旗本 勝小吉事件帖 新装版 (祥伝社文庫)

風野 真知雄
祥伝社 2013-10-11

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