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『二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署』(安積班シリーズ):雨読夜話

ここでは、「『二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署』(安積班シリーズ)」 に関する記事を紹介しています。
二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
二重標的(ダブルターゲット)―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)
今野 敏
角川春樹事務所 2006-04

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今から25年前となる1988年に書かれた、佐々木蔵之介主演のドラマ『ハンチョウ』の原作となった安積班シリーズの第1作目に当たる作品。

お台場など湾岸地域を管轄とする臨海署は建物が小さいことからベイエリア分署とも呼ばれ、幅広い地域と流動人口の多さなどもあって難しい業務を少ない人数でこなしている。
主人公は係長を勤める安積警部補で、捜査から部下の管理、他の所轄や本庁との調整など、かなりの業務量があることが伝わってくる。

ストーリーとしては、若者が集まるライブハウスで30代の女性ホステスが毒殺される事件から始まる。
衆人環視の場所で、しかも場違いな場所になぜこの女性が来ていたのかなどの多くの謎があり、捜査本部が設立されてからもなかなか捜査が進展しない。
さらに別の事件との関連を疑う安積に対し、ライバル意識を持つ本庁の相楽警部補は逮捕暦のある少年を聴取するなど、警察内部の組織の大変さが伝わる内容となっていて、地道な捜査を粘り強く進める安積に好感が持てる。

最近読んだ『残照』『花水木』とは部下の役職が少し異なっていたり、大橋という巡査を本書で初めて知るなど、時間が経ったために設定の変更あるいは人事異動があったことが推察される。

安積班シリーズは結構出ているので、しばらくは読み続けることになりそうである。



[シリーズが佐々木蔵之介主演でドラマ化された作品]
ハンチョウ~神南署安積班~ DVD-BOXハンチョウ~神南署安積班~ DVD-BOX

TCエンタテインメント 2009-11-04

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