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『朱龍賦』:雨読夜話

ここでは、「『朱龍賦』」 に関する記事を紹介しています。

朱龍賦 (徳間文庫)
伴野 朗
徳間書店 1995/11



中国・明王朝を開いた朱元璋(洪武帝)の生涯を描いた歴史小説。

元の末期、乞食坊主だった朱重八(後の朱元璋)は、流浪先で反乱に敗れ逃亡中だった白蓮教の指導者と出会い、朱龍の相を見出される。

その後郭子興の反乱軍に加入した朱元璋は頭角を表し、並外れた統率力と優秀な部下の活躍もあって反乱勢力の総帥となる。
そして領土を接することとなるライバルの張士誠、陳友諒らとの戦いに向かうこととなる。

朱元璋と部下たちの他、敵役で野心家の陳友諒、強運の持ち主の張士誠らが活き活きと描かれていて面白い。
また、史実に登場しないオリジナルキャラで凄腕の剣客として朱元璋に仕える北条氏の末裔秋時や、張士誠の依頼を受けて朱元璋をつけ狙う女暗殺者の許美人らの活躍もいいアクセントになっている。

あまり日本ではメジャーではない時代が描かれていて、なかなか面白かった。



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