『天体の回転について』:雨読夜話

ここでは、「『天体の回転について』」 に関する記事を紹介しています。
天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)
天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)
小林 泰三 (著), KEI (イラスト)
早川書房 2010-09-10

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以前読んだSFアンソロジー『NOVA 1---書き下ろし日本SFコレクション』に作品が収録されていた小林泰三(こばやしやすみ)による8作の短編集。
表紙のイラストは萌え系だが、内容はホラーに近かったりグロテスクな描写がされる作品が多い。

科学が失われて妖術のような扱いをされるようになった世界で、科学に関心を持った少年が科学で建造された巨大な塔「天橋立」に出かけて少女と出会う表題作の他、人間以上に高度化したロボットがロボット三原則を破る話である「灰色の車輪」、宇宙で暮らす時代に地球時代の時代小説の考証で四苦八苦する「あの日」、『ドラゴンボールZ』のサイヤ人を連想させる戦闘種族が地球侵略を企てる「三○○万」などが収録されている。

使用しているアイデアは面白いが、論理展開がややこしくて途中でついていく気をなくすなど、ストーリーの組み立て方がいまいちと感じた。

元々ホラーを書いていた作家とあり、描写で少々生々しいところがあったりして好みが分かれる作風だと思う。
私はあまり好みではないので、他の作品を読むかどうかは何とも言えない。




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