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『清須会議』:雨読夜話

ここでは、「『清須会議』」 に関する記事を紹介しています。
清須会議
清須会議三谷 幸喜
幻冬舎 2012-06-27

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脚本家の三谷幸喜による、本能寺の変から織田信長亡き後、織田家の相続を決めるために行われた清須会議前後の約5日間を題材に、各人の思惑を描いた戯曲。

ほとんどが羽柴秀吉、柴田勝家、丹羽長秀、池田恒興といった登場人物たちによる独り言やレポートで構成され、くだけた現代語で書かれている。

織田家の誰を推すか、そしてどうすれば自分に得になるかといった虚々実々の駆け引きがなされ、勘違いやうぬぼれ、怒り、下世話な憶測といったものが赤裸々に描かれていて楽しい。

柴田勝家の舞い上がりっぷりや織田信雄のおバカさ加減、官僚として会議の運営に徹する前田玄以など、それぞれの人物がいかにも言いそうなことが書かれている。

アンジャッシュのコントを思わせる独白が続いたりして、演劇にしても面白いと思う。
三谷幸喜の著作は本書が初めてだが、清水義範に近い作風で思っていた以上に面白かった。

今年の11月に役所広司が勝家役、大泉洋が秀吉役で映画が公開されるそうで、これもぜひ観てみたい。




[本書の文庫版]
清須会議 (幻冬舎文庫)清須会議 (幻冬舎文庫)

三谷 幸喜
幻冬舎 2013-07-26

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