『夕暴雨―東京湾臨海署安積班』:雨読夜話

ここでは、「『夕暴雨―東京湾臨海署安積班』」 に関する記事を紹介しています。
夕暴雨―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫 こ 3-35)
夕暴雨―東京湾臨海署安積班 (ハルキ文庫 こ 3-35)
今野 敏
角川春樹事務所 2012-04-15

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TBSでドラマ『ハンチョウ』にもなっている安積班シリーズの1冊で、イベント会場での爆破予告からの事件を捜査している作品。

これまでプレハブだった臨海署が7階建ての建物に引っ越したばかりの時期で、組織の拡張により安積の強行犯係は一係と二係に増員され、安積が強行犯一係長、そして強行犯二係長には、これまでの作品で安積をライバル視して絡んできた相楽が本庁から転属してくる。

また、臨海署には旧水上署も吸収した他、臨海署の隣に警視庁警備部の特車二課という部署が引っ越している。
この特車二課はあの警察ロボットアニメの部署であり、しかもそこの小隊長の後藤が安積や速水と同期という設定がしれっと書かれていて驚くとともにテンションが上がる。

話としては、東京ビックサイトのイベント会場での爆破予告がインターネット上でなされ、単なるいたずらではないと判断した須田の進言もあって、警備係や本庁の警備部とともに警備および捜査に当たることとなる。

臨海署に配属されて張り切る相楽がいつも以上に安積に絡んでいく他、案件が警備部と刑事部に双方にまたがっていて縄張り争いの様相を呈していることもあり、本庁警備部の山下という男が、相楽以上に安積に対して小物っぽい言動を取るあたりが印象に残る。

そして、コンピュータおたくでもある須田が存分にその能力を発揮して大活躍しており、普段おしゃべりな須田と組んでいることもあって無口と思われる黒木も、局面ごとに重要な発言をしていて、安積班のメンバーの魅力をさらに感じることができる。

特車二課が出てくるアニメの監督を務めた押井守が帯にコメントを書いていて、本作に特車二課を出したのなら、そちらの作品に安積を登場させてもいいよね・・・みたいなことを語っているのも楽しい。
実写化の予定があるらしいので、その作品に安積班が出てきたら面白いと思う。



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