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『晩夏―東京湾臨海署安積班』:雨読夜話

ここでは、「『晩夏―東京湾臨海署安積班』」 に関する記事を紹介しています。
晩夏―東京湾臨海署安積班
晩夏―東京湾臨海署安積班
今野 敏
角川春樹事務所 2013-02-15

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烈日―東京湾臨海署安積班


今野敏の人気シリーズである安積班ものの1冊。

本作では東京が台風の被害に遭っていた同日に、パーティ会場での毒殺事件と、クルーザーで発生した絞殺事件が描かれている。
そして毒殺事件の会場には安積の親友で交通機動隊の小隊長である速水が出席しており、毒殺されたグラスから速水の指紋が検出されたことから、重要参考人として拘束されてしまう。

強行犯第1係の安積班はクルーザーでの絞殺事件の、そして強行犯第2係の相楽班はパーティ会場での毒殺事件の捜査本部に参加し、安積は捜査一課の矢口という若い刑事と組むことになる。
この矢口がエリート意識と減らず口、ゆとりっぽい言動などで安積を悩ませるが、解放された速水も捜査に参加するに当たり、矢口を厳しく指導していくところが面白い。

今回安積をライバル視する相楽は比較的協力的な一方、相楽の元上司に当たる捜査一課の佐治が安積と口論したり、2つの捜査本部の管理官たちの微妙な関係など、警察小説でよく出る組織での人間関係の難しさも描かれている。

以前読んだ『烈日―東京湾臨海署安積班』のように、速水が大活躍しており、楽しんで読むことができた。



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関連タグ : 今野敏, 安積班シリーズ,

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