映画『清須会議』:雨読夜話

ここでは、「映画『清須会議』」 に関する記事を紹介しています。
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三谷幸喜による、本能寺の変から織田信長亡き後、織田家の相続を決めるために行われた清須会議前後の約5日間を題材に、各人の思惑を描いた戯曲を映画化した作品。
少し前に読んだ原作の『清須会議』が面白かったので観に行った。

キャストとしては柴田勝家:役所広司、羽柴秀吉:大泉洋、丹羽長秀:小日向文世、お市の方:鈴木京香、織田信雄:妻夫木聡、寧:中谷美紀、黒田官兵衛:寺島進、前田玄以:でんでん、織田信包:伊勢谷友介など、三谷作品らしい豪華なものとなっている。
この中では大泉洋の秀吉が、特殊メイクのために秀吉というよりも『ちびまる子ちゃん』の「永沢君」みたいになっていて笑ってしまう。
また、妻夫木が意外にバカ殿役もはまっていたり、寺島進のあやしい感じが官兵衛っぽかったりして面白い。

ただ、作品の出来自体は原作を読んだ後に観ると物足りない。
原作では登場人物たちの独白が面白さのキモとなっており、映画化されると知った時は『孤独のグルメ』のように独白が随所で挿入されるかと思っていたが、親しい人との内緒話くらいでしか再現されていなかったので、原作の面白さが十分に反映されていないと感じた。

原作は映画よりも、舞台に向いているように思う。




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『清須会議』 映画化のニュースに触れたとき、 織田家の家臣の合議で跡継ぎを決めるなんて、三谷監督が好きそうな設定だなぁ・・・と 感じたのを思い出しました。 会議場だけの舞台設定で、4人の演者による駆け引きで見せていくという、 まさに三谷演劇にぴったりな設定。 はて、これを映画としてどうやって成り立たせるのかな?というところが肝かなと。 最初、キャストそれぞれの過剰な演技...
2014/11/02(日) | 観・読・聴・験 備忘録