『臨機巧緻のディープ・ブルー』:雨読夜話

ここでは、「『臨機巧緻のディープ・ブルー』」 に関する記事を紹介しています。
臨機巧緻のディープ・ブルー (朝日ノベルズ)
臨機巧緻のディープ・ブルー (朝日ノベルズ)
小川一水
朝日新聞出版 2013-10-18

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小川一水による、ファースト・コンタクトを扱ったSF長編。
人類が太陽系だけでなく複数の銀河系に進出し、異星の種族とのコンタクトも果たしている時代、甲坂を指令とする調査艦隊はカラスウリ星系のディープ・ブルーと名づけた水の惑星を発見したが、その軌道上には異星人の艦隊が駐留しており、退去するよう警告を受ける。

しかしその艦隊は他の星系から来たもので、原住の種族は別にいると推定されたことなどから、地球の艦隊は調査隊をディープ・ブルーへ派遣することを決定し、新人カメラマンのタビトもAI(人工知能)のポーシャとともに参加することで話が展開していく。

人類の知に対するあくなき探求心や調査チームと軍人チームの確執、見た目や思考方法、行動様式の異なる2種類の異星種族の関係、そして異星種族内部でもいくつかの勢力に分かれていることなど、多くの要素が組み合わさっていて厚みのあるものとなっている。

J・P・ホーガンやロバート・J・ソウヤー、堀晃などの作品に出てきた設定を思わせる部分もあり、そういえばと思い出しつつ興味深く読んでいった。
著者らしいまとまった作品となっており、安心して楽しむことができた。





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