『コロロギ岳から木星トロヤへ』:雨読夜話

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コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫JA)
コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫JA)
小川 一水 (著), 橋本晋 (イラスト)
早川書房 2013-03-29

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小川一水による、21世紀の地球と23世紀の小惑星の間でやりとりがなされる時間SF。

23世紀、ヴェスタに敗戦して占領下に置かれたトロヤの少年リュセージとワランキは、展示されていた昔の宇宙戦艦を探索していたところ謎の存在を見つける。

一方、21世紀に飛騨のコロロギ岳山にある天体観測所で観測に当たっている天文学者の百葉(ももは)はある朝、異変に遭遇することとなる。

そしてリュセージとワランキが危機に追い込まれている状態だったため、コロロギ岳とトロヤの宇宙戦艦との間で、時空を越えてのコンタクトがなされていく。

時間に関するパラドックスや干渉が発生するところやパラレルワールドっぽい展開は、以前読んだ鯨統一郎の『タイムスリップ森鴎外』に始まるシリーズや、J・P・ホーガンの『未来からのホットライン』、などを思い起こした。

ネタバレになるのでこれ以上内容については触れないが、パラドックスでこんがらがりそうな題材なのに、軽妙に話を進めているのは著者らしくて面白かった。




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