『内向型人間のための伝える技術』:雨読夜話

ここでは、「『内向型人間のための伝える技術』」 に関する記事を紹介しています。
内向型人間のための伝える技術内向型人間のための伝える技術

望月実
阪急コミュニケーションズ 2014-01-30

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会計士であり、会計の入門書と専門書の中間にある位置の作品も出している望月実氏による、内向的な自分がどのようにしてプレゼンや著作で伝えるようになったかを解説している作品。

元々著者は心配性で内向的だと自己分析しており、その性格で会計士として活動する上でどうすればいいのかを考えた上で、準備の重要性を認識して少しずつプレゼンの能力を上げていったことを語っている。

また、会計の本を出そうと企画してから実際に出版されるまでに何度も出版社から却下された時期が続いたそうで、その間の経験が役立ったとしている。

伝える技術の大きなファクターとしてロジカル・シンキングを語っているが、重要性だけでなく、その限界も書いているところがいい。
これは受けての感情を無視するとうまくいかないことや、思い込みの壁を越えることが難しいことなど、単にロジックのみが正解ではないことを指していて、その通りだと感じた。

また、「ラジオ版学問のススメ」や「未来授業」、「キクマガ」といったポッドキャストの教養番組を活用していることが書かれており、その存在を意識したことがなかったので驚いた。
もしかすると、この部分が一番ためになったかもしれない。

他にも外交的で話し上手な人が言わなくてもいいことを言ってしまうことを気にしていると聞いた話や、周囲の人や関係者などに自分のプレゼンや文章をレビューしてもらうことの重要性など多くのエピソードや手法が具体的に書かれていて、ためになる1冊だったと思う。




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