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『なぜ偉人たちは教科書から消えたのか 【肖像画】が語る通説破りの日本史』:雨読夜話

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なぜ偉人たちは教科書から消えたのか 【肖像画】が語る通説破りの日本史
なぜ偉人たちは教科書から消えたのか 【肖像画】が語る通説破りの日本史
河合 敦
光文社 2006-06-23

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聖徳太子、源頼朝、足利尊氏、武田信玄など、少し前の教科書で本人と紹介されていた歴史上の人物の肖像画が、実際は別人、あるいは全く似ていないのではないかという説により最近の教科書でなくなっている事例を紹介している作品。

また、大岡越前や遠山金四郎、水戸黄門といった、時代劇でイメージされているものとは異なった歴史上の人物の逸話も紹介している。

肖像画についての話ではすでに知っているものが多かったが、後白河法皇の肖像画だが、父親の鳥羽上皇に似せているものだという説は知らなかった。
正直、坊主頭でえりが飛び出した衣装を着た人物画はどれも同じにしか見えないので、気付かなかった。

業績に関しては、井原西鶴の本業は作家ではなく俳人だったが、松尾芭蕉と違って後世で俳句の評価が低い話や、シーボルトが容疑だけでなく本当にスパイだったらしいこと、イケメンのイメージを持たれることがある義経や沖田総司のルックスがあやしいことなど、一般的なイメージと異なる歴史上の人物のエピソードがいくつも紹介されている。

歴史の教科書における記載が研究によって変わってくる過程を知り、興味深く読むことができた。



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