『山手線に新駅ができる本当の理由』:雨読夜話

ここでは、「『山手線に新駅ができる本当の理由』」 に関する記事を紹介しています。
山手線に新駅ができる本当の理由 (メディアファクトリー新書)
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市川宏雄
メディアファクトリー 2012-08-29

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JR東日本が山手線の品川と田町の間に新駅を造るという構想が発表され、それに伴う都市計画のビジョンについて解説している作品。
著者の『リニアが日本を改造する本当の理由』が興味深かったので本作も読んでみた。

新駅ができる背景に上野止まりだった常磐線を東京駅まで延伸して東海道線とつなげる計画があり、これによって品川駅の東側にある車両基地の広大なスペースが不要となることから、おそらく東京最後の大規模な再開発の舞台となるだろうとしている。

この場所は東京、神奈川、羽田空港をつなぐ要所にあることや、水辺に近くて水運もいいこと、そしてリニア新幹線の発着駅となる予定であることなどから、かなりのポテンシャルを秘めていることが書かれている。

その上で羽田空港と成田空港を短時間で結ぶ交通機関の開設や、湘南新宿ラインのように山手線の一部を通る路線が山手線の混雑を緩和する効果があること、規制緩和による新たな街の創設など、魅力的な都市計画を語っている。

他にも鉄道会社の営業戦略によって新駅を開設する事情や、西日暮里駅のように乗り換えのため駅の存在など、多くの話題が扱われている。

興味深く読むとともに、東京圏のさらなる発展を期待したくなる1冊だったと思う。



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市川 宏雄
KADOKAWA/メディアファクトリー 2013-12-27

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