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太田記念美術館「江戸妖怪大図鑑」展:雨読夜話

ここでは、「太田記念美術館「江戸妖怪大図鑑」展」 に関する記事を紹介しています。


先日東京へ旅行に出かけ、その中で原宿にある太田記念美術館へ特別展「江戸妖怪大図鑑」を観に行った。

連休ということもあってか一昨年に別の展示を観に行った際よりも入場者が多くて混雑していたので、順番は置いといて空いているところから観ていった。

この展示は時期による3部構成となっており、今回は最初の「化け物」をテーマにした浮世絵が展示されている。
絵師としては歌川国芳が最も多くて次に月岡芳年などの国芳の弟子たち、そして菱川師宣や勝川春章などの作品などが入っている。

題材としては源頼光と四天王が酒呑童子や土蜘蛛を退治する話や、藤原秀郷によるムカデの化け物退治、源頼政による鵺退治、源為朝の冒険といった説話を基にしたものが多い。
そして化け物に模した風刺画も多く、水野忠邦による天保の改革に対する不満を描いたものや、幕末から明示にかけての世相をあしらったものが目立つ。
ここではミカン=紀伊藩、イモ=薩摩藩、ロウソク=会津藩といった感じで、それぞれの藩を名産品の化け物に描いているのが特に面白かった。

充実した展示で、大いに楽しむことができた。



国芳妖怪百景国芳妖怪百景

須永 朝彦 (著), 悳 俊彦 (編集)
国書刊行会 1999-05

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