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『黄金の華』:雨読夜話

ここでは、「『黄金の華』」 に関する記事を紹介しています。
黄金の華 (文春文庫 (ひ15-2))
黄金の華 (文春文庫 (ひ15-2))
火坂 雅志
文芸春秋 2006-01

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江戸時代初期、商人ながら徳川家康に仕えて幕府の金融政策を取り仕切った後藤庄三郎の生涯を描いた歴史小説。

豊臣政権で天正大判の発行を行う後藤徳乗の手代として活躍していた庄三郎は女性スキャンダルのために江戸へ左遷をされてしまうが、このことで逆に運が開けることになる。

徳川家の重臣板倉勝重、ひいては家康に才能を見込まれることとなり、その後成立する徳川幕府における日銀総裁のようなポジションで存分に腕を振るうこととなる。

経済や金融に関わる仕事にはスキャンダルや争いがつきものであり、金山奉行の大久保長安が政敵として登場し、インフレ抑制を志向する庄三郎VS積極財政論者で私腹を肥やす長安という図式で暗闘が繰り広げられる。

これまで江戸初期の時代で経済や金融を中心として描かれた歴史小説はあまり読んだことがなく、新鮮で面白かった。



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